ウォータジェット織機の導入
平成24年から更新導入したウォータジェット織機は、高速性、高品位、汎用性、操作性、環境対応の性能に優れ、糸の太さの変動にも柔軟に対応し、高付加価値織物生産の高速安定稼働が可能になりました。
またこれに伴い、布を織る前の糸に撚りを加える「撚糸機」も導入いたしました。
生産工程
▼原糸
▼分割
入荷した原糸を撚糸機に掛ける為、小分けします。
▼撚糸
糸に撚りをかけ(ツイストさせ)、らせん状にねじり合わせます。
▼整経(経糸)
ビーム(経糸を巻き付ける円筒状のもの)に経糸を巻きます。
▼ボビン繰り(緯糸)
撚りをかけた糸をジャンボボビンに巻き返します。
▼ドローイング
ヘルド(織機に取り付けて使う部品)の穴に一本づつ通します。
▼製織
タテ糸とヨコ糸を交差させて布状に織り上げます。
▼乾燥
織りあがった製品を乾燥機にかけて乾燥させます。
▼検査
乾燥後、製品にキズ、汚れ等不具合がないかを検査します。
■製品出荷
合格反を品番毎にヒモ色で分別し、それぞれ指定された加工場へ出荷します。